お試し部長

私が勤務している学校では、毎年6月になると、
2年生が部長、副部長を日替わりで行い、部活を運営します。
3年生は夏のコンクールまで引退しないのですが、
(支部大会まで残ると秋まで続きます)
この時期に、一度2年生が運営をするのです。

その理由は、、、
新しい代(いわゆる2年生の代)の部長、副部長を決めるに当たって、
誰がどの役職にふさわしいか。
そのためには、一人一人の長所・短所を全員が知らなければいけない。
そう考えているからです。

2年生の部員が一通り役職を務めたら、
ミーティングを行い、それぞれの持ち味を言い合います。
そして、誰が、どこの役職にふさわしいか考えるのです。

その意見を顧問のところに持ってきて、
顧問が検討します。

もちろん、顧問の思うようになんて行きません。
そこで、顧問から見たアドバイスをして、
また案を提出する。
これを2,3回繰り返します。

最終的には私が発表するのですが、
概ね生徒達が考えた内容になります。
(顧問が考えているものに誘導するつもりはないのですが、
最終的には顧問の案に似てきます)

コメント

  1. 生徒も分かってるんですね。
    役については利害が絡んでいるらしく、面倒になることが多いです。

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    1. すっかり遅れてしまいましたが、メッセージありがとうございました。利害関係、すごく生々しい言葉ですが、その通りですね。生徒にとってはこの役職にステータスを感じて、頑張る生徒もいれば権力を振りかざすような生徒も出てしまいますね。

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