1年生の愚痴や不満を解決するには

こんにちは。

6月に入り、そろそろ1年生には体の疲れと、
学校や部活に慣れてきたところでの「停滞期」が訪れます。

だいたいこの時期になると、
1年生も「我」の主張が始まります。

表面に出さなくても、
影で、口や不満を言い出します。

私の勤務する部活動でも、そのような雰囲気が多々あり、
ここ数日ミーティングをしていました。

その中で話した言葉を一つ紹介します。

それは、
「与えられた餌を食べるだけでなく、自分で餌を探して食べること。」

生徒達には、
「釣り堀にいる魚と一緒だ。」という話をしました。

釣り堀では、魚の泳ぐ範囲も限られている。
そこに、投げ込まれた餌に食いつく。

自分で餌を探しているわけではく、
目の前に投げ込まれた餌しか食べない。

何が言いたいか、というと、

常に自分で餌を探す=常に自分の方向性を考える

ということです。

環境に慣れてくると、その活動に対して自分の考えが出てくるのは
良いことだと思います。

ただ、その考えが、否定的なものではなく、
より建設的に、たくさんの方向性を考えることができたら、
もっともっとその環境は発展するでしょう。

否定することも、時には必要かもしれませんが、
否定だけでは、その先には何も生まれません。

自分の想いを形にするために、
そして、毎日をより有意義なものにするために、
目の前に与えられたものだけで満足しないことが大切です。

2,3年生は先輩として、こうした1年生の行動に気づき、
1年生に寄り添ってあげることで、
こうした状況を常に把握し、一人一人の悩みや愚痴に気づくことができると思います。


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